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今日の誕生花

今日の誕生花

チューリップ

チューリップ(紫)
チューリップはユリ科チューリップ属の植物。球根ができ、形態は有皮鱗茎。アナトリア、イランからパミール高原、ヒンドゥークシュ山脈、カザフスタンのステップ地帯が原産。古くはオスマン帝国でもてはやされ、オーストリアの大使ブスベック(ブスベキウス)によってはじめてヨーロッパに伝わる。この伝来のときにあやまってチュルバン(ターバン)と伝わったために現在のチューリップと言う名が生まれた。後、ブスベックの友人クルシウスがオランダのライデン植物園に移り、そこでチューリップを栽培したところ評判となった。盗難が何度も起きたためクルシウスは栽培をやめてしまったが、その後オランダではチューリップ狂時代をはじめ、幾度と歴史上にチューリップが登場する事となる。16世紀末にはイギリスでも栽培が始まり、カーネーションやオーリキュラと共に、早くからフローリスツ・フラワーとして育種が進んだ。19世紀には多数の品種が生まれ、現在でもいくつかが栽培されている。
和名は鬱金香(うこんこう、うっこんこう)、中近東ではラーレと呼ばれる。ラーレとは「非のうちどころのない恋人」の意味があり、チーリップの色には恋人に贈る時、花の色で気持ちを表現することができます。赤、白、黄色の花であれば「私はあなたに夢中」の意味。紫や黒であれば「私の心臓は、恋焦がれて炭になっている」の意味がある。
花ことば:永遠の愛情
花占い :二人だけの永遠の世界を求めてさまよう宇宙の放浪者。「愛は輝く方舟」そんな愛を探しながら、次々と恋をしてしまいます。しかし、たいていの場合「砂の方舟」と気づいてしまう虚しさ。永遠の愛を運んでくれるのは、あなたが紫のチューリップを捧げる人。その人は感性豊かです。似合いのカップルになるためにも知性や教養を磨きましょう。
写真と出典:wikipedia
花ことばと占い:366日誕生花の本 瀧井康勝著より
編集部記

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