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今日の誕生花

今日の誕生花

ガマズミ

ガマズミ(莢蒾、学名:Viburnum dilatatum)は、山地や丘陵地の明るい林や草原に生える落葉低木。樹高2-3m程度となる。若い枝は星状毛や腺点があってざらざらで、灰緑色。古くなると、灰黒色になる。葉は対生し、細かい鋸歯がある卵型から広卵形で10cm程度。表面には羽状の葉脈がわずかに出っ張り、凹凸がある。表面は脈上にだけ毛があるが、裏面では腺点や星状毛などが多い。花期は5-6月。白い小さい花の花序を作る。晩夏から秋にかけて3-5mm程度の果実をつけ、食用となる。果実は赤く熟し、最終的に晩秋の頃に表面に白っぽい粉をふき、この時期がもっとも美味になる。
近縁のコバノガマズミ(Viburnum erosum Thunb.)やミヤマガマズミ(Viburnum wrightii Miq)の葉は比較的細長く先端が尖った楕円形であるので、区別できる(しかし葉は変異が多いため、区別しにくいこともある)。
焼酎に漬けて果実酒にも利用する。また、丈夫でよく分枝するため、庭木として観賞用に植樹されることもある。
ロシア語: Калинка)の「カリンカ」は、ロシアの愛唱歌であるが、題名の「カリンカ」とは、樹木のガマズミやその近縁種を意味するロシア語「カリーナ」(калина)の指小形であり、いわば「ガマズミさん」「ガマズミちゃん」といった含意である。
花ことば:愛は死より強し
花占い :「別れるなら死んだほうがまし」と思いつめてしまう。一方通行の愛に気が付かないことの多い人。現実を無視して、願望を本当だと思い込もうとする傾向が。愛は、お互いの理解の上に成り立つもの。まずは自然に、さりげなく、つきあうところから初めて。わかりあったときこそ、一歩前進です。そのうちに思いが通じて、花開く時がくるでしょう。
写真と出典:wikipedia
花ことばと占い:366日誕生花の本 瀧井康勝著より
編集部記

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