花のある生活
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2015.10.15
賢治の東京
宮澤賢治は生涯に10回、東京を訪れています。片道10時間以上かかった当時、15年の間に10回の上京は少なくないと思います。中でも、1928年の6月に大島在住の友人、伊藤七雄、チヱ兄妹を訪ねる前…
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2015.10.14
種山ヶ原の猿
楢夫は、じっとそれを眺て、ひとりごとを言いました。「ははあ、これがさるのこしかけだ。けれどもこいつへ腰をかけるようなやつなら、すいぶん小さな猿だ。そして、まん中にかけるのがきっと小猿の大将で、…
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2015.10.13
ヴーヴクリコ♪
先日御礼に戴いたヴーヴクリコを開けました♪最近はワインよりスパークリングワインに凝っています中でもシャンバン、ヴーヴクリコが大好きです!シャンバンと言えばドンペリと思っている方も多いかと思いますが私…
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2015.10.13
ジュズダマの実
(前略)……きのふまでは四十雀をじぶんで編んだ籠に入れてづしだまの実も添えて町へもってきてやったりした、わり合ひゆたかな自作農のこどもだ……(後略)ジュズダマ(数珠玉、Coix la…
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2015.10.12
ある英雄の死
城のすすきの波の上には伊太利亜製の空間があるそこで烏の群が踊る雲母のくもの幾きれ(濠と橄欖(かんらん)天蚕絨(びらうど)、杉)ぐみの木かそんなにひかつてゆするもの七つの銀のすすきの穂…
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2015.10.11
更新のお知らせです
植物画ウェブ講座に第22回ースカビオサを描くを掲載致しました。スカビオサは和名で言うところのマツムシソウです。今回はスカビオサと通して上級編と言える「白い花」の描き方を学びます。
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2015.10.09
岩手山に積もる
詩、「東岩手火山」は詩集「春と修羅」に収められた長詩です。花巻農学校の生徒を引率して登山し、山頂をなす外輪山の一角から最後の登頂をすべく待機していた時に目の前に広がる様子を綴ったものです。月は…
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2015.10.08
第45回日本ボタニカルアート展のお知らせです
第45回日本ボタニカルアート展のお知らせです。自然のままの植物の姿を深い観察力と精密なタッチで表現するボタニカルアート協会7名の作家による作品展です。丹念に育てられた花や厳しい自然の中で息づく野…