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晩秋燃ゆる

晩秋燃ゆる

画像の説明

古き勾当貞斉が、
いしぶみ低く垂れ覆ひ、
雪の楓は暮れぞらに、
ひかり妖しく狎れにけり。

連れて翔けこしむらすゞめ、
たまゆらりうと羽はりて、
沈むや宙をたちまちに、    
りうと羽はり去りにけり。

勾当は「勾当内侍」の略で、中国に起り,日本で用い られた官職または階級名です。事務担当の役人の意味でしょうか。
カエデ(槭、槭樹、楓)とはカエデ科(APG植物分類体系ではムクロジ科に含める)カエデ属 (Acer) の木の総称です。日本のカエデとして代表されるのは、イロハモミジ (A. palmatum) です。秋も深まり、カエデ燃ゆる季節です。

宮澤賢治 詩・古き勾当貞斉が
wikipedia~カエデ

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