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日本植物誌~カヤ

日本植物誌~カヤ

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カヤ(榧、学名:Torreya nucifera) は、イチイ科カヤ属の常緑針葉樹です。日本特産で、宮城県以南の本州、四国、九州、屋久島にかけて分布します。雌雄異株で、幹は直立し樹高は20m、周囲は3mほどに、樹冠は幅の広い円錐形になります。先端が鋭く尖った葉が、枝に螺旋状につきますが、ねじれるために2列に平らに並んでいるように見えます。花期は4−5月頃で、雌花は前年に出た枝につき、種子は翌年の10月頃に紫褐色に熟します。種子ははじめ全面が種衣に包まれ果実様となり「カヤの実」と俗称されます。カヤの実は食用となり、材は碁盤や将棋盤として珍重されます。

植物画:カヤ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~カヤ

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