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日本植物誌~ビワ

日本植物誌~ビワ

画像の説明
ビワ(枇杷、学名: Eriobotrya japonica)は、バラ科の常緑高木です。中国南西部原産で日本には自生せず、古くに渡来し、後に各地で野生化したものと考えられています。ビワの葉は互生し、葉柄は短く、葉の形は20cm前後の長楕円形で厚くて堅く、表面が葉脈ごとに波打ちます。縁には波状の鋸歯があります。しかし、図版を見るとこれらの特徴が明確ではありません。特に輪生状に配置された中央の葉は不自然でビワではこのように葉が配置することはありません。下絵は慶賀によるもので、花序を頂生する4枚の葉をともなう枝と、2枚の葉がついた果実のなった枝、2つの果実の拡大図、その他多数の解剖図からなります。慶賀の下絵から大幅に加筆された事により植物画としての役割が大きく損なわれてしまいました。

植物画:ビワ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~ビワ

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