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日本植物誌~イスノキ

日本植物誌~イスノキ

画像の説明
イスノキ(蚊母樹、柞、Distylium racemosum)は、暖地に自生するマンサク科の常緑高木です。別名、ユスノキ、ユシノキ、ヒョンノキとも呼ばれます。日本では関東以西、四国、九州、琉球列島に産します。国外では済州島、台湾、中国に分布します。本種はシーボルトとツッカリーニにより、新属新種として本書に記載されました。イスノキの大きな特徴として、葉にしばしば虫こぶがつきます。イスノキコムネアブラムシの寄生では葉の面に多数の小型の突起状の虫こぶを、イスオオムネアブラムシ Nipponaphis distychii の寄生によっては丸く大きく膨らんだ虫こぶ(ひょんの実)が形成されます。その様はシーボルトの覚書にも記載され、図版の右下側に描かれています。

植物画:イスノキ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~イスノキ

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