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日本植物誌~ツルニンジン

日本植物誌~ツルニンジン

画像の説明
ツルニンジン(蔓人参、Codonopsis lanceolata)はキキョウ科の蔓性多年草です。東南アジアから東アジア一帯の森林に生育し、およそ30種あります。日本にはツルニンジンに似た、バアソブ(婆のそばかすの意で、花冠にある斑点による)の2種類があります。ツルニンジンの名は、ツル性で薬草のオタネニンジン(チョウセンニンジン)に似た根を持つことに由来します。別名にジイゾブ(爺のそばかすの意)の名があり、バアゾブ対をなした命名です。シーボルトは覚書でツルニンジンの薬効について胸部の炎症や慢性の肺疾患に優れた効果を示すと記していますが、日本では薬草としての利用は限られていますが、韓国では塊根をシャジンとして薬用にします。

植物画:ツルニンジン 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~ツルニンジン

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