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日本植物誌~マテバジイ

日本植物誌~マテバジイ

画像の説明
マテバシイ(学名 Lithocarpus edulis)はブナ科の常緑高木です。樹高は15mにもなり、葉は互生し楕円形で全縁、厚く平滑で光沢があります。5~6月頃、黄褐色の雌雄花穂を結び、秋には2cm以上にもなる大きな堅果(どんぐり)がなります。日本固有種で本州の房総半島の南端、紀伊半島、九州から南西諸島の温暖な沿岸地に自生しますが、本来の自生地は九州と南西諸島と推測されています。シーボルトは覚書で、葉の寿命が3年であること、果実は開花の翌年に熟すことなど詳しく記されています。マテバジイの堅果はどんぐりの中で最も美味で、栗の味がし、若干渋みがあるものの、どこでもこれを採って食べているとも書いています。

植物画:マテバジイ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
wikipedia~マテバジイ

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