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日本植物誌~ハマビワ

日本植物誌~ハマビワ

画像の説明
ハマビワ(学名:Litsea japonica)はクスノキ科ハマビワ属の常緑小高木です。中国地方以西に分布し、朝鮮半島南部にも産します。和名のハマビワは葉の形がビワに似ていて、海岸沿いの地方に多く見られることに由来します。雌雄異株で、10~11月に葉のわきに黄白色の小さな花が集まった花序に5~6個の花がつきます。葉は厚い革質で,全縁。表面は光沢があり,裏面と葉柄は黄褐色の綿毛が密生します。中央に描かれた葉はこれらの特徴を伝えるために描かれたと思われますが、花序の一部が隠れてしまい、植物画としての処置としては問題の残るものとなってしまっています。

植物画:ハマビワ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
写真:鹿児島大学付属演習林 これだけは知っておきたい演習林の樹木

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