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日本植物誌~センノウ

日本植物誌~センノウ

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センノウ(学名:Lychnis senno Siebold&Zucc.)はナデシコ科の多年草です。センノウの名は現在の京都嵯峨にあったと言われている仙翁寺に由来すると言われていますが、その寺は江戸時代には所在が不明になっており、古くに廃寺になったと言われています。日本では野生株も見つかっていない事から、鎌倉時代の末期から室町時代の初め頃に中国から渡来したと言われていますがはっきりとはわかっていません。シーボルトとツッカリーニは中国産のLychnis fulgensに近い新種としてLychnis sennoと命名しました。センノウやガンピはこれまでLychnisという属に分類されていましたが、最近ではマンテマ属(Silene)の合一するという見解が支持されているそうです。

植物画:センノウ 京都大学電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
写真:みんなの花図鑑 センノウ

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