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今日の歳時花~アネモネ

今日の歳時花~アネモネ

画像の説明
アネモネ(学名:Anemone coronaria)はキンポウゲ科イチリンソウ属の多年草です。和名はボタンイチゲ(牡丹一華)、ハナイチゲ(花一華)、ベニバナオキナグサ(紅花翁草)などと呼ばれています。地中海原産で、日本には明治のはじめに渡来しました。学名の語源はギリシア語で「風」を意味するΆνεμος (anemos)からきています。ギリシア神話中に、美少年アドニスが流した血よりこの植物が産まれたとする伝説があり、稀にアドニスと呼ぶこともありますが、adonisはフクジュソウ属の学名です。球根から人参に似た葉を出し、花茎の伸びた先にケシの花に似た花を一つつけます。小さな花から直径10cmほどの大きな花まであります。花弁に見えるのは萼が花弁状になったものです。花色は赤、紫、白など華やかな色合いや、蛇の目入りなどもあり豊富です。花の形は一重咲き、八重咲き、丁子咲きなどがあり、菊咲きは「アネモネ咲き」と呼ばれこの種の花型の典型になっています。ひときわ華麗で豪華な季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~アネモネ

古賀 まり子(こが まりこ、1924年4月9日 - 2014年2月14日)は、日本の俳人。神奈川県横浜市生まれ。学生時代の1934年、療養中に俳句をはじめ、水原秋櫻子に師事。「馬酔木」同人を経て、1984年堀口星眠の「橡」創刊同人。句集に『洗禮』『降誕祭』『緑の野』『竪琴』『野紺菊『名残雪』『暁雲』『源流』など。

出典:wikipedia~古賀 まり子

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