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今日の歳時花~柳

今日の歳時花~柳

画像の説明
ヤナギ(柳、英語: Willow)は、ヤナギ科 Salicaceae ヤナギ属 Salix の樹木の総称です。高さ10mを超えることもあり、雌雄異株で水辺の地に育ちます。ヤナギには「柳」と「楊」がありますが、柳は枝が垂れる枝垂柳の事、楊は下垂しないものを表します。原産地は中国と考えられ日本には奈良時代に渡来しました。早春、葉が出るより先に花が開きます。黄緑色の小さい花が房状に寄り集まった尾状花序で、枯れる時は花序全体がぽろりと落ちます。果実は蒴果で、種子は小さく柳絮(りゅうじょ)と呼ばれ、綿毛を持っていて、風に乗って空一面を漂うようにふわふわと飛び散ります。中国では、5月頃の風物詩となっていて、古くから漢詩等によく詠み込まれる柳絮ですが、日本には目立つほど綿毛を形成しない種が多いようです。しなやかに垂れ下がった枝に芽吹く爽やかな緑色と春風になびく風情が愛されてきた季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ヤナギ

松本 たかし(まつもと たかし、1906年(明治39年)1月5日 - 1956年(昭和31年)5月11日)は、東京都出身の俳人。本名は松本孝。能楽師の家に生まれ能を志したが、病のために断念、高浜虚子に師事し俳句に専心した。俳誌「笛」を創刊・主宰。芸術性の高い高雅な句を作り、「ホトトギス」では川端茅舎、中村草田男らと並び称された。

出典:wikipedia~松本 たかし

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