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今日の歳時花~パンジー

今日の歳時花~パンジー

画像の説明
パンジー(学名:Viola X wittrockiana、シノニム:Viola tricolor hortensis)はスミレ科スミレ属の小型の園芸植物の一種です。1800年代に北欧で、アマチュアの園芸家が大きく鮮やかな群性のスミレを作るために、野生のサンシキスミレと野生スミレビオラ・ルテア(V. lutea)、さらに近東のスミレビオラ・アルタイカ(V. altaica)を交配して生まれました。日本には江戸時代末期に伝わりました。花の形から「遊蝶花」「胡蝶花」在来のスミレと区別するために「三色菫」と呼ばれましたが、英名の「パンジー」で広く定着しました。「パンジー」の名はフランス語の「パンセ=思い」に由来します。うつむき加減に咲くその姿を見立てたのでしょう。シェークスピアの喜劇「夏の夜の夢」にパンジーの花の汁が媚薬として登場しますが、種子や根に毒があることからの連想と考えられます。しかし、交配以前の時代の戯曲であることを考えると、ここに登場する「パンジー」という名前は、このパンジーの他にもこれに似ている野生のスミレ属の花を指すときにも使われていることから野生のパンジーだと言われています。
蝶の羽のように広がったビロードのような花弁が艶やかで妖艶な季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~パンジー

松本 たかし(まつもと たかし、1906年(明治39年)1月5日 - 1956年(昭和31年)5月11日)は、東京都出身の俳人。本名は松本孝。能楽師の家に生まれ能を志したが、病のために断念、高浜虚子に師事し俳句に専心した。俳誌「笛」を創刊・主宰。芸術性の高い高雅な句を作り、「ホトトギス」では川端茅舎、中村草田男らと並び称された。

出典:wikipedia~松本 たかし

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