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今日の歳時花~辛夷

今日の歳時花~辛夷

画像の説明
コブシ(辛夷、学名:Magnolia kobus)はモクレン科モクレン属の落葉広葉樹の高木で、日本と韓国の済州島に自生し、観賞用や建築材として栽培もされています。漢名の辛夷は木蓮のことです。古来、辛夷が咲いた頃から農作業を始めたそうで「田打桜(たうちざくら)」とも呼ばれます。早春、他の木々に先駆けて、葉より先に枝先に白い六弁花をつけます。高さは18m、幹の直径はおよそ60cmに達しますが枝は太いですが折れやすく、手折ると芳香がします。名前の由来は蕾の形が赤ちゃんの拳(こぶし)、または秋に実る果実が拳に似ているからなど諸説あります。実が山椒(はじかみ)のように辛いことから古くはやまあららぎ、こぶしはじかみとも呼ばれました。山野に咲き誇る様は春の訪れの象徴で爽やかな趣ある季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~コブシ

草間 時彦(くさま ときひこ、1920年(大正9年)5月1日 - 2003年(平成15年)5月26日)は、神奈川県出身の俳人。

出典:wikipedia~草間 時彦

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