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今日の歳時花~蒲公英

今日の歳時花~蒲公英

画像の説明
タンポポ(蒲公英)はキク科の多年草で道端や野原など国内はもとより、世界各地に分布し、どこででも見かける春の野の花を代表する花です。日本だけでも20種類以上の仲間があり、これに帰化植物の西洋タンポポが加わり、それらの総称としてタンポポと呼ばれています。和名の由来は昔、その形が鼓に似ている事から鼓草と呼ばれていたように鼓を打つ音、カンポコカンポコから来たとも、たん穂(たんぽは拓本などをとるのに使う、布で綿を包んだもの)から来たとも言われています。英語名のダンディライオン(dandelion)はフランス語で「ライオンの歯」を意味するダン=ド=リオン(dent-de-lion)に由来し、これはギザギザした葉がライオンの牙を連想させることによります。現代のフランス語ではピサンリ(pissenlit)というが、piss-en-litで「ベッドの中のおしっこ」という意味で、これはタンポポに利尿作用があると考えられているためです。また根を乾燥させて炒ったタンポポコーヒーは自然な飲料としてナチュラル志向の方々に好まれます。ロゼット型の葉からすっくと伸びあがって咲く様は、春の到来を告げるかのような季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~タンポポ

山口 青邨(やまぐち せいそん、1892年5月10日 - 1988年12月15日)は、岩手県出身の俳人、鉱山学者。高浜虚子に俳句を師事、工学博士として東京大学に勤めながら俳誌「夏草」を主宰した。本名は吉朗(きちろう)。初号は泥邨。

出典:wikipedia~山口 青邨

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