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今日の歳時花~雪折

今日の歳時花~雪折

画像の説明
木の上に積もった雪の重さのために、木が折れてしまうことを「雪折」と言います。雪折のおこる木は、冬も葉をつけている事が多く松や檜、竹、ときには古木の桜などもその被害にあうことがあります。この雪折を防ぐために、縄や針金で枝を吊る「雪吊」は雪国の風物詩です。雪の重みに耐えかねて枝が折れたり、幹が裂けたりして夜更けに鋭く響き渡り音は、まるで悲鳴のようです。雪の猛威を感じる季語の情景です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修

加藤知世子 1909-1986 昭和時代の俳人。
明治42年11月20日生まれ。昭和4年加藤楸邨(しゅうそん)と結婚,句作をはじめる。15年「寒雷」創刊に参加し,29年「女性俳句」の発起人兼編集人となる。昭和61年1月3日死去。76歳。新潟県出身。旧姓は矢野。本名はチヨセ。句集に「冬萌(ふゆもえ)」「朱鷺(とき)」など。

出典:kotobank~加藤知世子

写真掲載ページ:雁の玉梓 やまとうたblog

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