ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の歳時花~枯芝

今日の歳時花~枯芝

画像の説明
芝はイネ科の多年草です。庭園や公園、競馬場などに植えられます。現代的なイメージですが、その歴史は古く、平安時代頃に記された日本最古の造園書「作庭記」には造園植物として登場しています。競技場などの芝は常緑ですが、庭園や野原の芝は冬を迎え、霜が降りるたびに枯れて、淡褐色になります。「風雅集」に「冬枯の芝生の色のひととほり道ふみ分くる野辺のあさじも」とあり、野芝の枯れの寒そうな、侘しさを詠っています。寒々とした印象ですが、日のある時は暖かい日溜りにもなります。「枯芝」から雑草の種や虫の卵を駆除して、芽吹きを促すために行う「芝焼き」は初春の風物詩でもあります。春が待ち遠しい季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~シバ属

加藤 楸邨(かとう しゅうそん、1905年(明治38年)5月26日 - 1993年(平成5年)7月3日)は日本の俳人、国文学者。本名は加藤健雄。妻は俳人の加藤知世子。

出典:wikipedia~加藤 楸邨

コメント


認証コード8995

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional