今日の歳時花～大根
2014.12.29
カテゴリ：花の歳時記
今日の歳時花～大根
ダイコン（大根、学名：Raphanus sativus var. longipinnatus）はアブラナ科ダイコン属の越年草で、野菜として広く栽培されます。主に肥大した根を食用とするほか種子から油を採ることもあり、緑黄色野菜でもあり淡色野菜でもあります。原産地は地中海地方ですが、古代エジプトで食用として栽培されていたという長い歴史をもち、中国経由で弥生時代に日本に渡来しました。葉には切れ込みが深くあり、羽のようになり、根が白く太くて長く、これを食用とします。夏に種を蒔き冬収穫するのが一般的です。種類が豊富で、その種類により根の形に特徴があり、練馬・三浦は紡錘形、宮重は円筒形、聖護院は扁円形、方領は円錐形です。桜島大根は球形で15キロにもなります。「すずしろ」の名で春に七草に数えられているのは野生大根の事です。また、「改正月令博物荃」に「茎に似て根大なり。ゆゑに大根（おおね）といふ」とあり和名の由来になっています。私たちの冬の食卓に欠かせない季語の植物です。
参考資料：新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia～ダイコン
高浜 虚子（たかはま きょし、旧字体：高濱 虛子、1874年（明治7年）2月22日 - 1959年（昭和34年）4月8日）は明治・昭和期の俳人・小説家。本名は高浜 清（たかはま きよし、旧字体：高濱 淸）。ホトトギスの理念となる「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱したことでも知られる。
