今日の歳時花~山茶花
2014.11.13
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~山茶花
サザンカ(山茶花、学名: Camellia sasanqua)は、ツバキ科ツバキ属の常緑広葉樹です。同じツバキ科の椿の花とよく似ていますが、ツバキより小さく、花弁が薄いのが異なる点です。山茶花は中国語でツバキ類一般を指す山茶に由来し、サザンカの名は山茶花の本来の読みである「サンサカ」が訛ったものといわれています。原産地は日本ですが、江戸時代から園芸用に改良がすすみ庭に植えたり、盆栽にしたりと親しまれてきました。「和漢三才図会」に「按ずるに、山茶花、その樹葉花実、海石榴と同じくして小さし。その葉、茶の葉のごとく、その実円長、形、梨のごとくにして微毛あり。.....およそ山茶花、冬を盛りとなし、海石榴の花は、春を盛りとなす。」とあります。花の少ない冬に咲き、私たちを和ませてくれる季語の花です。
参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~サザンカ
加藤 楸邨(かとう しゅうそん、1905年(明治38年)5月26日 - 1993年(平成5年)7月3日)は日本の俳人、国文学者。本名は加藤健雄。妻は俳人の加藤知世子。