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今日の歳時花~寒葵

今日の歳時花~寒葵

カンアオイ

カンアオイ(寒葵、学名:Asarum nipponicum、シノニム:Heterotropa nipponica、Asarum kooyanum var. nipponicum)は、ウマノスズクサ目ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草です。別名:カントウカンアオイとも呼ばれ、ギフチョウの幼虫の食草としても知られています。名前からアオイ科と思われがちですが、葉の形が賀茂葵(二葉葵)に似ている事か「寒葵」と呼ばれるようになったそうです。日本固有種で、本州の関東地方から近畿地方、四国の山地や森林の林床に分布します。茎は短く、地面を匍匐し、葉は互生、卵形~卵状楕円形で、先端は尖り、基部は心脚、長さ6-10cm、幅4-7cm、濃緑色で白い斑紋があります。花期は初冬から早春にかけて。花のように見えるのは3枚の萼片です。直径2cm、長さ1cm程度で、暗紫色、内側に格子状の隆起線があります。葉の根元にかたまっているので葉をかき分けないと見えにくいかもしれません。冬枯れの山地に寒さに負けずひっそりと咲く風情が好まれる季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~カンアオイ

飴山 實(あめやま みのる、1926年(昭和元年)12月29日 - 2000年3月16日)は、俳人、化学者。初期には社会性俳句の流れの中、「論理に支えられた叙情」を主張したが、1960年代から季語を重視した平明な作風に変わった。

出典:wikipedia~飴山 實

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