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今日の歳時花~茶の木

今日の歳時花~茶の木

チャノキ

チャノキ(茶の木、学名:Camellia sinensis)は、ツバキ科ツバキ属の常緑樹です。チャの木、あるいは茶樹とも記されるます。単にチャ(茶)と呼ぶこともあります。中国原産で古く日本に渡来しましたが、鎌倉時代になってから建仁寺の栄西禅師が日本茶の種子と製法を伝えたと言われています。中国や日本で栽培される1m前後の常緑低木で、花は10-11月頃に咲きます。花は枝の途中の葉柄基部から1つずつつき、短い柄でぶら下がるように下を向くき、花冠は白く、径2-2.5cm、ツバキの花に似ていますが、花弁が抱え込むように丸っこく開きます。白い五弁の香り良い花で、中に多くの黄色いおしべがあります。花はのちに蒴果となって、中に三つの丸い種を含みます。茶道の始祖、千利休には茶の花が吉野の桜のように華麗に見えると詠んだ「茶の花や利休が目にはよしの山」という句があるほど、わび・さびを感じさせる花として好まれてきました。控えめで可憐な佇まいに冬の訪れを知る季語の花です。

参考資料:平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~チャノキ

高浜 虚子(たかはま きょし、旧字体:高濱 虛子、1874年(明治7年)2月22日 - 1959年(昭和34年)4月8日)は明治・昭和期の俳人・小説家。本名は高浜 清(たかはま きよし、旧字体:高濱 淸)。ホトトギスの理念となる「客観写生」「花鳥諷詠」を提唱したことでも知られる。

出典:wikipedia~高浜 虚子

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