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今日の歳時花~寒竹の子

今日の歳時花~寒竹の子

カンチク

寒竹は日本原産の竹の一種で、寒冷地を除き広く分布しています。一般的な竹は春から初夏にかけて筍が生えますが、この種は晩秋から冬にかけて生える事からこの名がつきました。稈は黄色または黒紫色で、普通2mほどですが、時には5~6mになることもあります。径数mmの細い竹ですが、その色は紫黒色で光沢があるので美しく、飾り窓や家具、傘の持ち手などに使われたり、観賞用として庭などに植えられます。色味は品種によって多彩で、西日に当たると朱色に変わる「稚児寒竹」、地が緑色で黄色い筋がはいる「銀明寒竹」、その逆に黄地に緑の筋が入る「金明寒竹」があります。「寒竹の子」は皮が薄く大変美味な事から食通の間で珍重されてきました。季節はずれの出現がうれしい季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~カンチク

青柳 志解樹(あおやぎ しげき、1929年 - )は、俳人。本名・茂樹。長野県南佐久郡穂積村に生れる。1953年、林邦彦を知り、加藤楸邨の「寒雷」に投句。また同郷の相馬遷子の影響を受ける。

出典:wikipedia~青柳 志解樹

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