今日の歳時花~銀杏
2014.11.06
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~銀杏
イチョウ(銀杏、公孫樹、鴨脚樹、学名:Ginkgo biloba)は、裸子植物の1種です。イチョウは雄木と雌木があり、雄花から精虫が出て、雌花を受粉させます。1896年、種子植物であるイチョウにも精子があることを世界で初めて発見したのは、日本人の平瀬作五郎(東京大学)氏です。現在、東京大学小石川植物園に発見のもととなった株が残っており、東京大学の附属施設である同園のシンボルになっています。晩秋に実が結ばれ、熟すると落ち、強烈な臭気を放ちますが、この外皮を腐らせて中にある堅くて白い殻に覆われた果肉を焼いたり、茶わん蒸しに入れたりして食します。銀杏拾いや味覚はもとより、嫌な臭いさえも秋の深まりを感じさせる季語の植物です。
参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~イチョウ
芝 不器男(しば ふきお、1903年(明治36年)4月18日 - 1930年(昭和5年)2月24日)は、俳人。本名は太宰不器男(結婚後)。