ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の歳時花~榲桲

今日の歳時花~榲桲

マルメロ

マルメロ (marmelo、漢名: 榲桲、学名: Cydonia oblonga) はバラ科マルメロ属の1種である落葉高木です。ポルトガル語本来ではマルメロは果実の名で、樹はマルメレイロ (marmeleiro) といいます。別名「セイヨウカリン」と呼ばれ、栽培が盛んな長野県諏訪市など一部の地域では「カリン」と呼ばれています。また、「木瓜」の字を当てられることもありますが、セイヨウカリン、カリン、ボケ(木瓜)はいずれも別属です。なお、マルメロはヨーロッパ原産でなく、中央アジア原産で、日本には江戸初期に渡来し、栽培されるようになったカリンと近縁の果樹です。春に白または淡紅色の五弁花が咲き、秋に黄色い実が熟します。果実は偽果で、熟した果実は明るい黄橙色で洋梨形をしており、長さ7-12cm、幅6-9cmです。果実は緑色で灰色~白色の軟毛(大部分は熟す前に取れる)でおおわれています。果実は芳香がありますが、強い酸味があり、硬い繊維質と石細胞のため生食はできません。カリンと同じ要領で果実酒や蜂蜜漬け、ジャムなどに加工します。マーマレードは、マルメロの砂糖漬けが語源です。香り高い季語の果実です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~マルメロ

黛 執(まゆずみ しゅう、1930年3月27日 - )は、俳人。黛まどかの父。神奈川県生。1965年、五所平之助より俳句の手ほどきを受け、1966年「春燈」入会、安住敦に師事する。1974年、超結社同人誌「晨」同人参加。1993年「春野」創刊主宰。句集に『春野』『村道』『朴ひらくころ』『野面積』『畦の木』など。1974年、第3回春燈賞、2004年、句集『野面積』により第43回俳人協会賞受賞。俳人協会名誉会員、日本文藝家協会会員。

出典:wikipedia~黛 執

コメント

  • このコメントは管理者による承認待ちです。



認証コード8218

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional