今日の歳時花~金柑
2014.11.04
カテゴリ:花の歳時記
今日の歳時花~金柑
キンカン(金柑)は、ミカン科キンカン属 (Fortunella) の常緑低木の総称です。別名キンキツ(金橘)とも呼ばれます。ミカン科の中でも一番小さく、2~3cmほどの果実です。「金柑」の文字の意味どおり、金色の蜜柑という意味から名付けられました。中国原産で安土桃山時代に渡来したと言われています。夏から秋に小さな白い五弁花が咲き、花の後に緑色の実をつけ、晩秋に黄色に熟します。たいへん酸っぱいですが、果皮は甘く香りも良くて食べることが出来ます。砂糖漬け、甘露煮、焼酎に漬けるなどして食されます。金色に光って、たくさん実っている様子が美しい季語の果実です。
参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~キンカン
岡本 癖三酔(おかもと へきさんすい、明治11年(1878年)9月16日生 - 昭和17年(1942年)1月10日)は、戦前日本の俳人、画家。有季自由律を代表する俳人で、俳画の先覚者としても非常に評価が高い。本名は廉太郎、別号に笛声、碧山水など。