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今日の歳時花~烏瓜

今日の歳時花~烏瓜

カラスウリ

カラスウリ(烏瓜、Trichosanthes cucumeroides)はウリ科の植物で、つる性の多年草です。朱色の果実と、夜間だけ開く花で知られています。 人家近くに自生して、木や竹にからみついて良く繁茂します。秋から冬にかけて朱紅色に熟して、つるからぶらさがっています。中には種があり、黒くてかまきりの頭のようであり、結び文にも似ているので、手紙を意味する「玉章(たまずさ)」とも呼ばれいます。生け花や子供の遊びにも使われる実ですが、カラスも食べ残すほど食用にならない瓜などといわれ、名前の由来とも言われています。晩秋から初冬にかけての枯野に彩りを添える季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~カラスウリ

千代田葛彦(ちよだ くずひこ)大正6年(1917)~平成16年(2004)86歳。 台湾生まれ。埼玉県在住。「馬酔木」,「旅人木」代表。水原秋桜子に師事。「馬酔木」に投句,のち同人。篠田悌二郎の「野火」にも所属。馬酔木新樹賞・同新人賞・馬酔木賞・第4回俳人協会賞・馬酔木葛飾賞受賞。

出典:amazon~千代田葛彦句集より

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