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今日の歳時花~稲

今日の歳時花~稲

イネ

イネ(稲、稻、禾)は、イネ科イネ属の植物です。属名Oryza は古代ギリシア語由来のラテン語で「米」または「イネ」を意味するそうです。収穫物は米と呼ばれ、トウモロコシやコムギとともに世界三大穀物の1つとなっています。稲禾(とうか)、禾稲(かとう)とも呼ばれます。稲の古名は古事記では「志泥」、万葉集では「伊那」とされていました。現在の長野の「伊那」の地で作られたから「稲」など、名の由来は諸説あるようです。東南アジア原産で縄文時代にはすでに中国から渡来したとされ、日本の風土に適し、その淡白な味が国民に好まれて主食として栽培され、日本種が育成されてきました。主として水田に植えられます。普通、苗代で苗を作り移植しますが、水田に直に蒔く方法もあります。稲は生長し、枝分かれして茎を立て、1mほどになって穂をつけ、実を結びます。秋にはみのった稲が穂を垂れ、黄金の波を打ちます。日本の代表的な秋の風物詩として多くの句が詠まれてきた季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~イネ

篠原梵 しのはら-ぼん。1910-1975昭和時代の編集者,俳人。明治43年4月15日生まれ。「中央公論」編集部長,専務をへて昭和47年中央公論事業出版社長。俳句は臼田亜浪(うすだ-あろう)に師事し,「石楠(しゃくなげ)」同人。知性的な作風で注目された。昭和50年10月17日死去。65歳。愛媛県出身。東京帝大卒。本名は敏之。句集に「皿」「年々去来の花」など。

出典:kotobank~篠原 梵

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