ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の歳時花~杜鵑草

今日の歳時花~杜鵑草

ホトトギス

ホトトギス属(ホトトギスぞく、杜鵑草属、学名 Tricyrtis)は、ユリ科植物の属のひとつです。山野の林下や林縁、崖や傾斜地などの、日当たりの弱いところに自生します。葉は互生し、楕円形で長く、葉脈は縦方向で、表面には毛が生えています。期は初夏から秋にかけてで、雌雄同花で上向きに咲き、花弁が 6枚で直径数cm程度のもので 2-4日程度咲くことが多いです。和名の由来は、ホトトギスという鳥の胸のある模様に似ていることからこの名が付いてといいます。江戸時代の俳諧歳時記「滑稽雑談」に「茎ごとに小紫点多し、杜鵑の羽の文に似たり。しぼり染めのごとし」とあります。妖艶な姿の中にひそやかな美をたたえた季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ホトトギス

轡田 進  1923(大正12)6・8~1999(平成11)・12・8 日本の俳人。

コメント


認証コード9952

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional