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今日の歳時花~竜胆

今日の歳時花~竜胆

リンドウ

リンドウはリンドウ科の多年草、一年草、越年草で、茎は直立し、葉は対生または輪生します。花は主に紫色で、茎の先や葉のわきにつく。花冠はふつう5裂し、裂片の間に副片があります。世界に広く分布し、約500種ありますが、日本には13種知られています。みやま・おやま・えぞ・つくし・あさま・こけ・はる・ふでなどで、おやまりんどうが普通りんどうと称せられます。漢名「竜胆」を「りうたむ」と発音し、転訛して「りんどう」になったとか、根を噛むと非常に苦く、まるで竜の胆のようだという事から「竜胆」になったなど諸説あります。この根は漢方で健胃剤とすることから、えやみぐさ、たつのいぐさ、おこりおとし等の古い和名があります。清少納言は「枕草子」で「りんだうは枝さしなどもむつかしけれど、こと花どものみな霜枯れたるに、いとはなやかなる色あひにてさし出でたる、いとをかし」と賛美しています。秋のさびしさの中にもきりっとした美しさが心に残る季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~リンドウ

長谷川かな女(はせがわ かなじょ、1887年10月22日-1969年9月22日)は、日本の俳人。本名はカナ。東京日本橋出身。1909年、英語の家庭教師でホトトギスの俳人だった富田諧三(のちの長谷川零余子)と結婚。みずからも句作を始め、1913年、高浜虚子が女性俳人育成のために始めた婦人俳句会「婦人十句集」の幹事役をつとめる。杉田久女とともに大正期を代表する女流俳人といわれた。

出典:wikipedia~長谷川かな女

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