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今日の歳時花~紫苑

今日の歳時花~紫苑

シオン

シオン(紫苑、学名: Aster tataricus)は、キク科シオン属の多年草です。別名として、今昔物語に由来した、オニノシコグサ(鬼の醜草)シオニ(醜鬼)には去った人を思うという意味があり、花の時期が中秋の名月の頃なので、ジュウゴヤソウ(十五夜草)とも呼ばれています。「紫苑」という色名の語源にもなった花です。8月から10月にかけて草丈2mほどになり、小枝を多く分かち、紫色の頭状花をつけます。風に耐え、台風の季節にも咲きます。平安時代から観賞用として、また、根および根茎に去痰作用、利尿作用があるため、生薬名も植物名と同じく紫苑(しおん)として、杏蘇散(きょうそさん)などの漢方方剤に使われてきました。清少納言もことのほか好み、紫苑色を「あでやかなるもの」として枕草子にも登場させています。天高い秋空へ向かう色彩が爽やかな季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~シオン

細見 綾子(ほそみ あやこ、1907年3月31日 - 1997年9月6日)は、俳人。1907年(明治40年)、父・細見喜市、母・とりの長女として兵庫県氷上郡芦田村、現 兵庫県氷上郡青垣町東芦田(現・丹波市)に生まれる。1965年、母校である芦田小学校の校歌の作詞を手掛ける。1975年、句集『伎芸天』で芸術選奨文部大臣賞を受賞、1979年、句集『曼陀羅』で蛇笏賞を受賞、1981年、勲四等瑞宝章を受章。

出典:wikipedia~細見 綾子

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