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今日の歳時花~松虫草

今日の歳時花~松虫草

マツムシソウ

マツムシソウ(松虫草、Scabiosa japonica)は、マツムシソウ科マツムシソウ属の越年草。北海道、本州、四国、九州に分布する日本の固有種で、山地の草原に生育します。草丈はおよそ60-90 cmで、葉は対生し、羽状に裂けます。初秋の高原に群生して、紫色の花をつけます。花は頭状花序で、花の大きさは径4 cmほどになります。マツムシ(スズムシ)が鳴くころに咲くことが和名の由来であるとする説と花が終わった姿が、行脚僧が下げている伏鉦に似ていることから、また伏鉦の音が松虫の鳴く声に似ていることからという説もあります。薬草として皮膚病などに用いられることもあります。日本の31の各都道府県で減少傾向にあり、各々のレッドリストに指定されています。変種としては、高地に咲く、濃い紫色の「高嶺松虫草」があります。また、属名の「スカビオサ」という名前で園芸品種として栽培されるのは、近縁種のセイヨウマツムシソウ(Scabiosa atropurpurea)であることが多いですが、野生の清楚な美しさにはかないません。一足早く秋の到来をつげる季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~マツムシソウ

長谷川かな女(はせがわ かなじょ、1887年10月22日-1969年9月22日)は、日本の俳人。本名はカナ。東京日本橋出身。1913年、高浜虚子が女性俳人育成のために始めた婦人俳句会「婦人十句集」の幹事役をつとめる。杉田久女とともに大正期を代表する女流俳人といわれた。

出典:wikipedia~長谷川かな女

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