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今日の歳時花~凌霄の花

今日の歳時花~凌霄の花

ノウゼン

ノウゼンカズラ(凌霄花、紫葳、Campsis grandiflora)はノウゼンカズラ科のつる性木本の植物で、夏から秋にかけ橙色あるいは赤色の大きな美しい花をつける、つる性の落葉樹です。気根を出して樹木や壁などの他物に付着してつるを延ばします。中国原産で、平安時代に渡来したといわれます。のうぜんは古名の「凌霄」の発音「のうしゅう」が転じた名で、カズラには蔓性という意味があります。7月下旬頃から、黄赤色の大型の花を下向きに咲かせます。花弁は五裂し、唇形をしています。葉は卵形で切込みのある七枚から九枚の小葉をもち羽のかたちをしています。寺院などには古木も多く植えられ、観賞用の庭木としても多く植えられています。漏斗状の花の形がラッパに似ていることから英語では「トランペット・フラワー」、「トランペット・ヴァイン」あるいは「トランペット・クリーパー」と呼ばれています。大きく鮮やかな花色が夏の日差しによく似合う季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ノウゼンカズラ

高野 素十(たかの すじゅう、1893年3月3日 - 1976年10月4日)は、日本の俳人、医学博士。山口誓子、阿波野青畝、水原秋桜子とともに名前の頭文字を取って『ホトトギス』の四Sと称された。本名は高野与巳(よしみ)。素十の作風は虚子の唱えた「客観写生」に忠実な実践者であり、自然を徹底して客観的・即物的に描写し「純写生派」と呼ばれた。また特に近景の描写に優れていたが、その一種の瑣末主義から「草の芽俳句」とも評された。

出典:wikipedia~高野 素十

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