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今日の歳時花~含羞草

今日の歳時花~含羞草

オジギソウ

オジギソウ(お辞儀草、含羞草、学名:Mimosa pudica)とはマメ科ネムノキ亜科の植物の一種で、別名ネムリグサ(眠り草)、ミモザとも呼ばれています。ミモザは本来オジギソウの学名に由来する植物名ですが、現在の日本語ではほぼアカシア類の花を呼ぶ名としてのみ使われていて、これは本来は誤用です。種小名のpudicaはラテン語で「内気な」の意味です。南アメリカ原産で、世界中に帰化しています。日本では沖縄で帰化植物として野外で繁殖しています。原産地では大きく成長するので多年草ですが、日本では江戸末期にオランダ船により持ち込まれてから、耐寒性が低い園芸種として栽培されたことから一年草になります。「含羞」とは「はにかみ」「はじらい」という意味になぞらえて当てられています。葉に少し触っただけで小葉をたたみ、さらに葉柄を垂れ下げる様がその由来です。また、葉は夜になると閉じて「就眠運動」を行います。このような特徴は、マメ科のネムノキ亜科内で極めて一般的なものです。なぜオジギソウがこの特性を進化させたのかは厳密には不明だそうですが、多くの科学者らはオジギソウがこの能力を捕食者からの防御として体を小さくするために使っていると考えているそうです。葉に触れずにはいられない動きがユニークな季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~オジギソウ

三橋 鷹女(みつはし たかじょ、1899年12月24日 - 1972年4月7日)は、俳人。本名たか子。千葉県に生まれる。1916年に成田高等女学校を卒業、若山牧水、与謝野晶子に私淑し作歌。鷹女は昭和期に活躍した代表的な女性俳人として中村汀女・星野立子・橋本多佳子とともに4Tと呼ばれたが、4人のなかでも表現の激しさと前衛性において突出した存在であった。

出典:wikipedia~三橋 鷹女

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