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今日の歳時花~黒百合

今日の歳時花~黒百合

クロユリ

クロユリ(黒百合、学名: Fritillaria camtschatcensis)はユリ科バイモ属の多年草で、別称はエゾクロユリ(蝦夷黒百合)とも言います。「ユリ」の名がありますが、ユリ科ユリ属ではありません。日本の中部地方以北・北海道、千島列島、ロシア連邦のサハリン州、カムチャツカ半島、ウスリー地方、北アメリカ北西部に分布。高山帯の草地に自生し、本州では、東北地方の月山、飯豊山、中部地方に分布します。地下にある鱗茎は多数の鱗片からなり、茎は直立して高さ10-50cmになります。葉は、3-5輪生し、数段にわたってつき、長さ3-10cmになる披針形から長楕円状披針形で、質は厚く表面にはつやがあり、基部に葉柄はありません。花期は6-8月で、鐘状の花を茎先に1-数個を斜め下向きにつけます。花被片は6個で、長さ25-30mmの楕円形。暗紫褐色または黒紫色になり、網目模様があり、内面の基部に腺体があります。雄蕊は6個あり、花被片の半分の長さ。花柱は基部から3裂します。北海道に伝わるアイヌの恋の伝説には「想いを込めた黒百合を、そっと愛する人へ贈り、相手が黒百合を手にとれば恋が叶う」とか。黒紫褐色に斑のある花色がミステリアスな季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~クロユリ

山田 みづえ(やまだ みづえ、1926年7月12日 - 2013年5月18日)は、日本の俳人。宮城県仙台市生まれ。国語学者・山田孝雄の次女[1]。兄に山田忠雄、山田俊雄らがいる。宇治山田高等女学校(現・三重県立宇治山田高等学校)卒。1957年、石田波郷に師事。

出典:wikipedia~山田 みづえ

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