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今日の歳時花~玫瑰

今日の歳時花~玫瑰

ハマナス

ハマナス(浜茄子、浜梨、玫瑰、学名:Rosa rugosa)は、バラ科バラ属の落葉低木です。夏に赤い花(まれに白花)を咲かせます。根は染料などに、花はお茶などに、果実はローズヒップとして食用になります。東アジアの温帯から冷帯にかけて分布し、日本では北海道に多く、南は茨城県、島根県までの海岸の砂地に多く自生します。高さは1-1.5mほど、5-8月に香り高い濃紅紫色の五弁花が開花し、8-10月に結実します。世界に分布する野バラの中でも最大級の花の大きさがあり、ジャパニーズ・ローズの名を持ちます。バラの品種改良に使用された原種の一つで、ハマナスを交配の親に使用した品種群を「ルゴザ系」と言います。果実が梨に似ていることから「浜梨」と呼ばれていましたが、「し」が「す」に転訛して一般化しました。「浜茄子」とも書きますが茄子には由来しません。現在では浜に自生するものは少なくなり、園芸品種として品種改良されたものが育てられています。北米では観賞用に栽培される他、ニューイングランド地方沿岸に帰化しています。夏の浜辺に揺れる花色が鮮やかな季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ハマナス

中村 草田男(なかむら くさたお、1901年(明治34年)7月24日 - 1983年(昭和58年)8月5日)は、日本の俳人。本名・中村 清一郎(なかむら せいいちろう)。1925年(大正14年)東京帝国大学文学部独文科に入学。しかし中途で国文科に転じた。1929年(昭和4年)高浜虚子に師事し俳句を学ぶ。また東大俳句会に入門。水原秋桜子の勧めで「ホトトギス」に投句。虚子の守旧派としてのスタイルを継承しつつ俳句の現代化を推進。加藤楸邨、石田波郷らと共に人の内面心理を詠むことを追求し人間探求派と称せられた。

出典:wikipedia~中村 草田男

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