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今日の歳時花~鉄線花

今日の歳時花~鉄線花

テッセン

テッセン (鉄線、学名: Clematis florida)は、中国原産のキンポウゲ科センニンソウ属のつる性植物のことで、鉄線葛、鉄線蓮とも呼ばれます。また、クレマチスを指して「テッセン」と呼ぶこともありますが、クレマチスは鉄線花と、これに良く似た日本原産の「風車」を改良した園芸品種です。高さは2から3mになり、蔓で巻き付いて伸びます。葉は羽状複葉で3枚づつ出ます。5月から6月にかけて、葉腋から長梗を出して花びらのような6枚の萼を開きます。色は白や淡い紫色で中心の雄蕊は暗紫色です。冬も枯れない、丈夫で細く針金のような蔓が名前の由来といわれています。江戸時代に原産地である中国から渡来しました。江戸時代中期の漢方医、寺島良安により編纂された日本の百科事典である「和漢三才図会」に「その花、白色の六弁、平らに開きて、蘂円く、紫色最も艶美」とあります。古来、茶花に用いられ、初夏の候を感じさせるさわやかな季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~テッセン

水原 秋桜子(みずはら しゅうおうし、1892年(明治25年)10月9日 - 1981年(昭和56年)7月17日)は、日本の俳人、医学博士。水原秋櫻子とも表記する。本名は水原豊(みずはら ゆたか)。
高浜虚子に師事し『ホトトギス』に参加、写生を基礎としながら短歌的な叙情表現を導入して主観写生を樹立、山口誓子、阿波野青畝、高野素十とともに『ホトトギス』の「四S」(よんエス)と呼ばれ、同誌の黄金時代を築いた。しかしやがて客観的写生を堅持する虚子とそれを支持する素十と対立し、1931年に主宰誌『馬酔木』に「『自然の真』と『文芸上の真』」(昭和6年10月号)を発表し『ホトトギス』から独立。これをきっかけにして青年層を中心に反伝統、反ホトトギスを旗印とする新興俳句運動が起こった。

出典:wikipedia~水原 秋桜子

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