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今日の歳時花~卯の花

今日の歳時花~卯の花

ウツギ

ウツギ(空木、学名:Deutzia crenata)はアジサイ科(ユキノシタ科)ウツギ属の落葉低木で、ウノハナ(卯の花)とも呼ばれています。名前の由来は茎が空洞なので「空木」また陰暦4月(卯月)に咲く花の意とも言われています。北海道南部、本州、四国、九州に広く分布し、山野の路傍、崖地など日当たりの良い場所にふつうに生育するほか、垣根や観賞用に植えられます。「卯の花は品劣りて何んとなけれど、咲くころのをかしう、時鳥の蔭にかくるらんと思ふにいとをかし」と清少納言の随筆「枕草子」にあるほか、「万葉集」や「古今和歌集」にも、ホトトギスとともに初夏の訪れを告げる象徴として愛され、盛んに詠われています。卯の花の咲く月夜を「卯花月夜」、卯の花の咲いているあたりを「卯花辺」など、美しい表現があります。樹高は2-4mになり、よく分枝します。樹皮は灰褐色で、新しい枝は赤褐色を帯び、星状毛が生えます。葉の形は変化が多く、卵形、楕円形、卵状披針形になり、葉柄をもって対生します。花期は5-7月です。真っ白い5弁の小花が房のように集まって咲く風情が可憐で初々しい季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ウツギ

石田 波郷(いしだ はきょう、1913年(大正2年)3月18日 - 1969年(昭和44年)11月21日)は、昭和期の俳人。本名哲大(てつお)。正岡子規、高浜虚子を生んだ近代俳句発祥の地、愛媛県温泉郡垣生村(はぶむら)(現・松山市西垣生)に生まれた。明治大学文芸科中退。戦後の俳壇を先導し、俳句文学に大きな功績を残した。

出典:wikipedia~石田 波郷

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