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今日の歳時花~花水木

今日の歳時花~花水木

ハナミズキ

ハナミズキ(花水木 学名 Cornus florida)はミズキ科ミズキ属ヤマボウシ亜属の落葉高木です。別名アメリカヤマボウシの名はアメリカ原産で日本の近縁種、ヤマボウシに似ていることからきています。明治45年(1912年)当時の東京市長であった尾崎行雄がアメリカ合衆国ワシントンDCへソメイヨシノを贈った際にその返礼として贈られた木です。現在は当時の原木が小石川植物園に、原木から育成された記念樹が日比谷公園にあるそうです。花期は4月下旬から5月上旬で、葉よりも先に白色や薄いピンクの花を付けますが、この花弁に見えるのは総苞で、中心の塊が花序です。このように苞が花弁のように目立つ植物はそんなにめずらしくなく、ドクダミやミズバショウの白い花弁に見えるのは苞です。またブーゲンビリアの派手な花弁に見えるのも苞です。目立たない花序を苞で目立つようにして、虫を誘い、秋には赤い実をつけます。また紅葉も美しいため街路樹や庭木として親しまれています。めくれ上がったように上向きに開いた姿が、舞い踊る蝶のように優雅で美しい季語の花です。

参考資料:美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~ハナミズキ
画:吉田 桂子~ハナミズキ

中村 苑子(なかむら そのこ、1913年3月25日 - 2001年1月5日)は、俳人。静岡県伊豆市大仁町に生まれる。日本女子大学中退。1942年三橋鷹女の第一句集『向日葵』を読み俳句に親しむ。1944年より「鶴」「馬酔木」などに投句。1949年「春燈」に入会し久保田万太郎に師事。1958年高柳重信の「俳句評論」創刊に参加し、1983年の高柳の死による終刊まで同誌発行に参与。

出典:wikipedia~中村 苑子

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