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今日の歳時花~桜草

今日の歳時花~桜草

サクラソウ

サクラソウ(桜草、学名:Primula sieboldii)はサクラソウ科サクラソウ属の多年草です。日本全国の山川、高原の湿地に自生していましたが。今は野生の群落を見ることはまれになっています。江戸時代に武士を中心に栽培、品種改良がおこなわれ、現在栽培される約300品種のうち半数は江戸時代から株分けされ今に伝えられているものだそうです。自生地としては、さいたま市の田島ヶ原が有名で天然記念物として保護されています。4月から5月ごろ、花茎の先に淡紅色の花を5~10個つけます、まれに白花もあります。花は直径2~3cmほどで、花弁が5つに深く裂け、さらに各弁が半分近く裂けます。花の形がサクラに似ていることからこの名がつきました。小林一茶の句に「我国は草もさくらを咲きにけり」と詠まれ、日本人に古くから愛された清純で可憐な季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~サクラソウ
画:レブンコザクラ 吉田 桂子

森田 峠(もりた とうげ、1924年10月16日 - 2013年6月6日)は、俳人。本名・康秀。大阪府生。国学院大学国文科卒。1942年より作句し「ホトトギス」に投句。高濱虚子に師事し、虚子より「峠」の俳号を貰う。1951年、阿波野青畝の「かつらぎ」に入会。長く編集長を務めたのち、1990年に青畝より主宰を継承。2013年同名誉主宰。また俳人協会顧問も務めた。

出典:wikipedia~森田 峠

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