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今日の歳時花~藤

今日の歳時花~藤

フジ

フジ(藤、学名: Wisteria floribunda)は、マメ科フジ属のつる性落葉木本で、ノダフジ(野田藤)とも呼ばれます。単に「藤」というとこの野田藤のことを言います。ノダフジの名は、この種が植物学者の牧野富太郎により命名されるきっかけとなった、フジの名所であった大阪市福島区野田にちなんでいます。藤の名所は大阪の野田をはじめ各地にあり、関東の春日部、越中の藤波神社、奈良公園、平等院、東京の亀戸などが知られています。蔓は何本も網のようにからみながら、他の木に巻き付いて登り、樹冠に広がります。老木になると、数メートルから数十メートルにまで及ぶものもあります。葉は萩に似ていて、羽状複葉。花序は長く枝垂れて、藤房をなし、風が吹いて房が揺れる様を「藤波」と呼びます。藤は普通右巻きにまきつきます。花色が白の白花藤、淡紅色の赤花藤、重弁の八重藤、別名南蛮藤などがあります。左巻きの別種には山藤、別名野藤があり、山藤の変種に白藤があります。藤は日本原産で本州や四国、九州の山野に自生し、万葉集、古今集の頃から詠われ、優雅で幻想的な景色が愛でられてきた季語の花です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~フジ

斯波 園女(しば そのめ)寛文4年(1664年) - 享保11年4月20日(1726年5月21日)は江戸時代の俳人。伊勢国山田(現在の三重県伊勢市)出身。伊勢国山田(三重県伊勢市)の神官の家に生まれる。同地の医師斯波一有(別号、渭川(いせん))に嫁す。元禄3年(1690年)松尾芭蕉に師事、同5年(1692年)夫と大坂へ移住、同7年(1694年)9月27日、園女邸に招かれた芭蕉は「白菊の目に立てゝ見る塵もなし」と詠んでいる。
出典:wikipedia~斯波 園女

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