ボタニカルアートを描く人のための専門情報サイト

今日の誕生花

今日の誕生花

フクジュソウ

フクジュソウ(福寿草、学名:Adonis ramosa)は、キンポウゲ科の多年草。別名、ガンジツソウ(元日草)。毒草である。

日本では北海道から九州にかけて分布し山林に生育する。シノニム(同一種を指す同意語)の種小名である amurensis は「アムール川流域の」という意味。花期は初春であり、3-4cmの黄色い花を咲かせる。当初は茎が伸びず、包に包まれた短い茎の上に花だけがつくが、次第に茎や葉が伸び、いくつかの花を咲かせる。この花は花弁を使って日光を花の中心に集め、その熱で虫を誘引している。その為、太陽光に応じて開閉(日光が当たると開き、日が陰ると閉じる)する。葉は細かく分かれる。夏になると地上部が枯れる。つまり初春に花を咲かせ、夏までに光合成をおこない、それから春までを地下で過ごす、典型的なスプリング・エフェメラルである。

アイヌの伝説によれば、天界にクノンという美しき女神がいたそうです。彼女の父である神が娘の婿を探したところ、モグラの神というそれはそれは武勇の誉れ高く、広大な領土を持っていた神に目がとまりました。しかし、その相貌は大変醜くかったので、娘のクノンはもぐらの神を嫌い、のらりくらりと逃げ惑う始末。約束が守れず業を煮やした父は娘を福寿草の花に変えてしまいました。だから福寿草はあんなにも美しいのだそうです。

花ことば:永久の幸福
花占い :恋人のいるあなた。風が吹こうが、嵐がこようが、何も恐れることはありません。愛の絆はあくまでも強く、ふたりを結んでいるのです。幸福のパスポートを手に入れるのに、弱気になってはいけません。まだ決まっていないあなた。この人と決めたら、強気で押しまくりましょう。きっとうまくいきます。

写真と出典:wikipedia
花ことばと占い:366日誕生花の本 瀧井康勝著より
編集部記

コメント


認証コード0190

コメントは管理者の承認後に表示されます。

powered by HAIK 7.3.7
based on PukiWiki 1.4.7 License is GPL. HAIK

最新の更新 RSS  Valid XHTML 1.0 Transitional