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今日の誕生花

今日の誕生花

サフラン

サフラン(黄色)
サフラン(Crocus sativus、英: saffron crocus(植物)、英: saffron(香辛料)、仏: safran)は、 西南アジア原産で、最初に栽培されたのがギリシアとされる、アヤメ科の多年草およびそのめしべを乾燥させた香辛料をさす。地中海沿岸を原産とする。別名薬用サフランと呼んで、同属植物で観賞用の花サフラン(クロッカス)と区別する。名称はアラビア語で「黄色」を意味する「アスファル」(aṣfar أَصْفَر)を語源とする「ザアファラーン」(zaʻfarān زَعْفَرَان)に由来する。日本では、咱夫藍の漢字を宛てる。洎夫藍、洎夫蘭、泊夫藍などの表記も見られるが、いずれも字音が合わず、誤字である。成分は、α、β、γ‐カロテン。他に色素配糖体であるクロシン (crocin)、無色の苦味配糖体ピクロクロシン (picrocrocin)、精油(8-10%、テルペン、テルペンアルコール、エステル)、クロセチン (crocetin) などを含む。クロシンは水溶性で油には溶けない。香りの主成分はサフラナールである。紀元前からヨーロッパでめしべが香料・染料として利用されていた。古代ギリシアではサフランの黄色が珍重され、王族だけが使うことを許されるというロイヤルカラーとされた時代もある。日本へは江戸時代に薬として伝わった。国内での栽培は、1886年(明治19年)、神奈川県大磯町(旧国府村)の添田辰五郎が病気の母親のため、球根の輸入と栽培を試みたのが始まり。1897年(明治30年)に内務省横浜衛生試験所の認定を受け、商品化・輸出されるようになった。1903年(明治36年)には、辰五郎から球根を譲り受けた吉良文平によって大分県竹田市へ伝わり、同地は名産地になった。現在、日本国内の約8-9割が竹田市で生産されている。他には、宮城県塩竈市などで生産されている。
花ことば:青春の喜び
花占い :春の訪れを告げるかのように、大きな花を咲かせるサフラン。悲嘆とは縁のない、明るい人と見られるあなたは、まさに春の使者。明るくはつらつとしていることが宿命です。悲嘆は似合いません。必ず輝ける愛にめぐりあえます。
写真と出典:wikipedia
花ことばと占い:366日誕生花の本 瀧井康勝著より
編集部記

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