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今日の誕生花

今日の誕生花

ヒャクニチソウ

ヒャクニチソウ
ヒャクニチソウ属(ヒャクニチソウぞく、学名:Zinnia)は、キク科の属。学名よりジニアとも呼ばれる。分布の中心はメキシコ。1769年にスペインのマドリードのマドリード植物園にもたらされたのがヨーロッパでの最初の紹介であった。この時には淡紫の一重咲きの花がついた。その後1829年に赤が、1832年に白が開花した。八重咲きはフランスで作り出された。一代交配種が作られたのは1963年にアメリカで作られた品種「ファイアー・クラッカー」が最初。属の学名はドイツ・ゲッティンゲン大学の植物学教授だったヨハン・ゴットフリート・ツィン(Johann Gottfried Xinn、1727 - 1759)に因んだものである。同属植物は20種近くあり、一年草・多年草と亜灌木のものがあるが、日本で作られているものは総て一年草である。草丈はヒャクニチソウでは60cmから1mくらいになるが、ホソバヒャクニチソウでは30cm足らずである。茎は直立し、葉は紡錘形で対生する。頭花は単生し、花色は非常に豊富で、赤・オレンジ・黄色・白・ピンク・藤色などがあり、複色花もある。家庭園芸において、タネから作るものとしては、最も強健で作りやすい草花の1つである。発芽温度が高いので、東京付近でも4月下旬から5月ころにまくのがよい。ダリア咲きのように、一袋のタネの粒数の多いものは、花壇に直截まいてもいいが、鉢や育苗箱などに、市販の園芸用土を入れてまき、5mmくらい覆土しておくと、数日で発芽する。花壇への定植は、株間を25cmくらいにする。日向または半日陰で、排水の良いところであれば、病虫害も少なく、7月から11月ころまで、文字通り100日以上花が楽しめる。
花ことば:幸福
花占い :友情に厚いあなたは、それだけ人に慕われています。年代とともに、友人は変化していきますが、遠く別れた友を思いやる心は、人一倍強いといえそうです。友情の薄らぎが心配なのです。淋しがりやなのでしょう。「ひとり」は好きではないほう。恋愛のチャンスも多い人ですね。双方の友人にかこまれた、友達感覚の家庭を築くことでしょう。
写真と出典:wikipedia
花ことばと占い:366日誕生花の本 瀧井康勝著より
編集部記

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