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今日の誕生花

今日の誕生花

ラベンダー

ラベンダー(lavender、lavandula)は、シソ科の背丈の低い常緑樹の1属である。学名でラヴァンドゥラ、ラヴァンデュラとも。春に紫や白、ピンク色の花を咲かせる様々な品種がある。中でも紫色の花が最もポピュラーであり、Lavandula angustifolia(syn. L. officinalis)が有名。ちなみに、ラベンダー色とは薄紫色を意味する。ラベンダーには鎮痛や精神安定、防虫、殺菌などに効果があるとされる。属名のLavandula は「洗う」という意味のラテン語に由来する。これはローマ人達が入浴や洗濯の際にラベンダーを湯や水に入れることを好んだためとされる。主に、ポプリ・ハーブティー・アロマセラピー・観賞用などに利用される。葉のみならず花も食用とされ、チャールズ1世の妃、ヘンリエッタ・マリア・オブ・フランスは、ラベンダーの花を刻んで粉砂糖と混ぜ、ローズウォーターでペースト状に練った砂糖菓子が大好物で、これをビスケットなどに塗って食べていたという。原産は地中海沿岸とされる。高温多湿は苦手であり、西岸海洋性気候や亜寒帯湿潤気候の地域で多く栽培されている。日本では北海道の富良野地方のラベンダー畑が全国的に有名であり、上富良野町、中富良野町、ニセコ町のシンボルとしても指定される。栽培発祥地は、札幌市南区南沢であり、1942年に栽培が開始された。札幌市では、幌見峠頂上(宮の森地区)にあるラベンダー畑が有名であるが、規模は小さい。他にも、南沢にある北海道東海大学札幌キャンパスでは、2002年よりラベンダーキャンパス計画として栽培開始される。
花ことば:期待
花占い :ちょっとわがままな人。相手の事情や環境を考えないで、あれこれ要求するので、結局、けんか別れになることが多い。愛しているなら、お互い許しあえるはずなのに。本当は相手を信じきれないのでしょう。だから、わがままいって甘えてる。もう少し自分を抑えるようにして。危険な時が過ぎ去れば、あとは美しい花園が待っています。
写真と出典:wikipedia
花ことばと占い:366日誕生花の本 瀧井康勝著より
編集部記

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