世界最小の蘭
2013.04.16
カテゴリ:植物マメ知識
世界最小の蘭
幅わずか2ミリ強で半透明の花を持つ新種のラン(写真)がエクアドルで発見された。現在確認されているランとしては世界最小で、別のランの根元に生えていたという。2009年11月末に発表された。
この小さなランを発見したのと同じ地域で、それまで6種しかないと考えられていたテアグエイア属(Teagueia)のランの新種を28種発見した。エクアドル全体では4000種のランが確認されているが、そのうち1000種は過去わずか12年間で発見されている。
今回発見されたランはプラティステレ属(Platystele)に属するが、認定に必要な科学的審査を受けていないため、まだ正式には新種と認定されていない。しかしジョスト氏によると、ランの専門家でミズーリ州立植物園の研究員カール・リュエル氏も、この花が独自の種だと考えているという。
出典:ナショナルジオグラフィックニュース