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食中植物のユニークな獲物捕獲法

食中植物のユニークな獲物捕獲法

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希少なモウセンゴケの一種、ドロセラ・グランデュリゲラ(Drosera glanduligera)は、放射状に広がった2種類の細い葉のような突出部を持つことが長い間謎とされていた。

 1種類は、粘液を分泌するネバネバの腺毛で、捕らえた獲物を逃がさない役目があり、食虫植物でよく見られる仕組みだ。しかし、もう1種類は、粘液は分泌せず、傾性運動と呼ばれるすばやい動きを行うが、動作の目的など詳細は明らかになっていなかった。

 今回の研究では実験テストによって、この特殊な捕虫葉は昆虫の肢が接触すると、中央部の粘着性のある腺毛に向かって投石器のように直接放り投げていることが判明した。捕まった獲物はそこで消化吸収される。

出典:ナショナルジオグラフィックニュース

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