花のある生活
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2015.09.23
カラタチの香る
カラタチ(枳殻、枸橘)はミカン科カラタチ属の落葉低木です。学名はPoncirus trifoliata。原産地は長江上流域で、日本には8世紀頃には渡来したと言われています。カラタチの名は唐橘(か…
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2015.09.22
ススキの舞台
鹿踊(ししおどり、しかおどり)は、岩手県、宮城県、そして愛媛県宇和島市周辺で受け継がれている伝統舞踊です。宮澤賢治の故郷、岩手県花巻市の花巻まつりでもお目見えします。童話「鹿踊りのはじまり」はそ…
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2015.09.21
装景~ランドスケープ・アーキテクト
宮澤賢治は造園家としての顔も持っています。花巻温泉を舞台にした一大リゾート施設の建設に、理想郷「イーハトーブ」を造り上げる夢を重ね合わせた賢治は花巻温泉リゾートの建設に積極的に参加するようになり…
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2015.09.18
更新のお知らせです
植物画ウェブ講座ページに第21回ーナデシコを描くを掲載致しました。秋晴れが恋しい今日この頃、秋の七草のひとつナデシコの季節になりました。今回は品種の違いの描き分けのポイントを学びます。
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2015.09.18
岩手山登山
岩手県の代名詞・標高2,038mの岩手山は古来より「おやまがけ」と呼ばれる、山岳信仰の対象としての参拝登山が主流になっていました。明治に入ると、スポーツ、高山植物鑑賞といった「楽しむ登山」目的で…
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2015.09.17
トウモロコシの軍隊
賢治の童話「畑のへり」はトウモロコシが畑に実る様をカエルの目を通して描かれた作品です。特にトウモロコシの描写は賢治ならではユーモアと不思議な例えに満ちています。麻が刈られましたので、畑のへりに…
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2015.09.16
パンパグラス
確か此の植物を始めて目にしたのは20年ほど前のパリだったと思います出張の合間をぬって行った…パリの植物園に生えていました日本のススキとは趣が違い天に向かって 力強く伸びていました此の植物の名前を知っ…
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2015.09.16
大島の想い出
宮澤賢治の友人の伊藤七雄は花巻に訪問した返礼と大島に農芸学校の設立を計画していたこともあったことから、1928年6月に賢治を伊豆大島に招待しました。詩「三原三部」は東京の霊岸島出発から離れるまで…