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日本植物誌~シロカノコユリ

日本植物誌~シロカノコユリ

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シロカノコユリ(学名:Lilium speciosum Thunb β.tametomo Siebold &Zucc.)はカノコユリの分布する九州で見出された白花品種です。シーボルトらはこのユリの学名に平安末期の武将、源為朝の名、すなわちtametomoをつけました。覚書には「日本の高名な英雄の名に因んでつけかれたタメトモ(為朝)という和名をそのまま使うことにした。為朝はこのユリを琉球から初めて持ち帰ったとされている」と命名の経緯を書いています。ヨーロッパでセンセーショナルを巻き起こしたカノコユリに比べ、さほど人気が上がらなかったようですが、その純白さは荒くれ者で名を成した為朝の名が異質に感じるほど清楚で清々しく感じます。むしろ別名のシラタマユリの方がしっくりくるのではないでしょうか。

植物画:シロカノコユリ 京都電子図書館
参考資料:シーボルト 日本植物誌 大場秀章監修・解説
写真:向島百花園だより

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