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今日の歳時花~芋

今日の歳時花~芋

サトイモ

サトイモ(里芋、学名:Colocasia esculenta, 英: Eddoe)は、サトイモ科の植物です。マレー地方が原産と言われ、日本には縄文時代に伝わったとされています。山地に自生していたヤマイモに対し、里で栽培されることからサトイモになったと言います。茎の地下部分(塊茎)を食用とし、葉柄は、芋茎(ズイキ)といい食用にされます。主要な品種は、小芋が多数できる系統の「石川早生」品種群で、生産の8割以上を占めるとされています。他に葉柄を利用するズイキ用の「赤ズイキ(八頭)」群や京料理に使う唐芋などの「海老芋」群、小芋系統で比較的耐寒性がある「えぐいも」群、親芋が太っても小芋がほとんどできない系統である「筍芋」などがあります。人見必大によって江戸時代に著された本草書『本朝食鑑』(ほんちょうしょっかん)は日本の食物全般について、水部以下12部にわかち、品名を挙げて、その性質、能毒、滋味、食法その他を詳しく説明されていて、食鑑中の白眉とされていますが、それによると「近世、八月十五夜月に賞する者の、芋子薄皮を着するものをもって衣被と称し、生栗と煮食す。正月三朝、芋魁をもつて雑煮にの中に入れて、ともにこれを賞す。上下家家、流例となすなり」とあり、古来より日本人の生活に欠かせない食物であった事がわかります。コロコロとした姿も可愛い季語の植物です。

参考資料:新歳時記 平井照敏編
美しい季語の花 金子兜太監修
wikipedia~サトイモ

飯田 蛇笏(いいだ だこつ、1885年(明治18年)4月26日 - 1962年(昭和37年)10月3日)は、日本の俳人。本名、飯田武治(いいだ たけはる)。別号に山廬(さんろ)。山梨の山間で創作した作品が大半である。句友と離れて暮らすその作風は孤高であり重厚かつ剛直なものであったが、子供らの死によりその作風は静穏なものに変わっていった。

出典:wikipedia~飯田 蛇笏

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